クィア理論入門公開連続講座のお知らせ

おひさしぶりでございます。
退院して、ちょうど2ヶ月目にイントロダクションがあります。
発症前も発症後もおせわになりました。
今度も電動車イスというYAMAHAフェラーリで通おうと思います。

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クィアという言葉は聞いたことがある、
ジェンダーセクシュアリティをめぐる議論に興味がある、
もう少し詳しく知りたいけれど入り口が見つからない、
そういう方に向けて、
クィア理論入門の連続授業をおこないます。


昨年度とは異なる講師、異なる切り口で、すすめて参ります。
また、昨年と比べると多少ではありますが、時系列よりはテーマごとの設定になる予定です。


今年のテーマは「可視性」です。ドラァグやカミングアウトから、女性/女装ということ、さらに障害学やギャル論まで、どう繋げて行くのか、ご期待いただければと思っております。
皆様の御参加をお待ち申し上げております。


*講師:井芹真紀子(東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程、フェミニズムクィア理論)


クィアな可視性をめぐるポリティクス


2011.10.19 イントロダクション
2011.11.02 沈黙=死:エイズ危機とドラァグ
2011.11.16 見えない差異:フェムレズビアントランスセクシュアル
2011.11.30 クローゼットってなに?:パスとカミングアウト
2011.12.14 選ばないことを選ぶ:クィア障害学と特権的身体
2012.01.18 女性が女装する:ギャルの商品化とホモノーマティビティ


*時間:水曜 19:30~21:00


*場所:東京大学駒場キャンパス18号館1Fメディアラボ2

*対象:10代後半以上の方

お問い合わせ先:東京大学大学院総合文化研究科 清水晶子 qstudieskomabaあっとgmail.com(「あっと」を@に変えてご利用ください)

なお、この公開授業は、科学研究費補助金(基盤C)「日本におけるクィア・スタディーズの展開」〈クィアと教育〉部門の研究事業の一環として行われます。

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