2回目終了の報告と3回目のお知らせ
2回目の参加者は7名でした(8名の予定でしたが1名は都合がつかなくて当日欠席)。これくらいの人数がデルG読書会の適正規模という感じがします。
前回にひきつづきひじょうに面白い話し合いになりました。「血族」「姻族」によらない連帯や結びつきによって文化を継承しつづけることはできるのかとか、家族の範囲っていったいどこまでなのか(血縁家族より広い「家系」「クラン」も含むのか)とか、家族は法的な権利や義務によってのみではなく情動によっても囲い込まれるとか、ハウスシェアリングのユニットにおいてメンバーが病気になったり失業したりしたときにサポートしあうのは実際にはかなり難しいんじゃないかとか。
あと、「『母』という呪縛」の章に登場する、「母なる大地」「母なる地球」という表現について、
A「これ、日本における母のイメージじゃないと思う」
B「わたしもそう思う」
C「えー、ロシア?」
全員爆笑。
A「ギリシャ神話だよ!」
というやり取りには笑いました。
で、次回のお知らせです。
第3回デルG読書会 2010年9月7日(火)19:00〜 @コミュニティセンターakta(アクタ) 飲食持ち込みOK
*次回から予約したので別の場所に移動することはありません!
使うテキスト:掛札悠子『レズビアンである、ということ』(1992年、河出書房新社)
読む章:「レズビアン」差別が見えない理由、「女と女」の可能性
本をもっていない/入手していないため事前に読んでくることができないかたがたのために、一応ミヤマがレジュメというかサマリーを作成してきます(たぶん、心が折れなければ)。当日参加でも歓迎ですが、事前に「コピーほしいです」連絡をくだされば、サマリーと合わせてテキストのコピーをご用意しますのでどうぞ遠慮なくお気軽に連絡ください。