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トランスジェンダーをめぐって、オデ自身が考えること(2)

つづき。

ちなみに、オデは当時フェミニズムに覚醒したばかりなので、「自分を女性と思わない」ことにも抵抗しました。
もし「自分が男だ」と言うなら、自分自身が女性であることを避けている、あるいは逃げている。したがって、「『自分は男だ』と言う人は、『男らしくない』」という逆説を直感的に思ったのです。
現在、日本の男尊女卑社会において「自分は男だ」と堂々と言うことは、オデにはできませんでした。
でも、男尊女卑社会において、「FtMは、女性身体の抑圧/差別の歴史蓄積だ」ということも納得します。
(結局は同じようなことですが)
だからといって、「生得的に女性であることが社会的に辛くて、身体的社会的に男性に逃避している」とは、オデには安直に非難できません。

いまからおよそ10年前、「レズビアンのブッチが、FtMになろうとしている!」という(レズビアンの)危機が(約1名ですが)起こりました。
それと同時期くらいでしょうか、人工ペニスを見せてもらったとある友人が、「シシカバブみたい」と言っていました。いったいどんな手術をしたんだろうか…。
これは個人差もあるでしょうけど、男性ホルモンの影響で、クリトリスが肥大化して、なかには「フツーに挿入できる」と自慢げに吹聴するひとも、いるにはいました。
しかし、オデはどちらも直接見たことはありません。
もしかしてレズビアン(?)の都市伝説かもしれません。
FtMのコミュニティではとっくに話題になっているかもしれませんが、見知らぬ他人がわざわざ土足で踏む込むわけにはいかないようです。
それだけ、FtMのコミュニティは超クローゼットで、京都老舗の舞妓/芸子屋さん以上に「一見さんお断り」かもしれません。

つづく。