トランスジェンダーをめぐって、オデ自身が考えること(9)
つづき。
いま、ネットを読んでいてすごく実感するのが、FtMの保守化(=貧困ビジネス化)についてです。
「医療ガイドライン」っちゅう余計なものがあるから、真面目なFtMはきっちり守らなければいけない、と想像します。
でも、少々お待ちください。
外部から法(法律など。言ってみれば管理、統制、強制)が押し寄せても、内部の法(おのれの理念、信念、信条)はいったい誰が守るというのですか?
トランスジェンダーは、外部による法など守らなくてもいいのです。
その代わり、誰も守ってくれなくても、ぜんぜん平気です。
戸籍って、なんなんですか?
確かに、人生のステージ上、戸籍がどうしても引っかかること、壁にぶつかることは誰にでもあります。
だからといって、戸籍上性別を変更しなくちゃならないから身体の性別も変更しなきゃならない、だって?
あなたを守るはずのその法が、別の誰かに金銭的/経済的に利用されているかもしれない、ってのに。
世界はまた、新しい法によって新たな「性別」が生まれています。
それは「アルゼンチンモデル」です。
確か2012年、EU(欧州連合)の人権委員会で「手術を求めるのは重大な人権違反である!」と結論づけて、すでにアルゼンチンが医療や司法の手続き不要で性別変更が可能となっていました。
これを「アルゼンチンモデル」と呼び、これが推奨されると結論づけました。
ついに今年(2014年)、WHO(世界保険機関)が国連の人権組織などを巻き込んで、「ID変更に手術を求めるのはダメです!」って勧告を出した…という流れです。(とまにゃのパクリw)
でもでも、オデの知るかぎりの話では、男性ホルモンの投与を十数年続けていたけど結局止めたとか、
ホルモン投与と乳房切除は受けたけどマンコはそのまま、だとか、
有名な話では、トランスジェンダーのポルノスター、バック・エンジェル(スキンヘッドでヒゲの筋肉ムキムキ全身タトゥー男だと思っていたらマンコが…! 誰かマニアでもいるのか?!)や、
オーストラリアのFtMが不妊の妻の代わりに自分が妊娠したというニュースが流れてきています。
オデの好みを言うなら(誰もそんな情報要らない!)、男性的な部分が全面に見られるけど、ほのかに女性の影が見えるといったところかな?(なかでも顔の好みが最優先です!!!)
現に、とある女性が、徐々に性別移行してたら、その移行中はすっごく(他の女性に)モテたけど、完全に移行しきったら、ただのおっさんに見られて全然モテなかった、と言いますからね。
(モテ中心主義はいけないと思いますよ!)
(でも実際、マンコつけたおっさんがどんだけ多いことか、と言えるかもしれません…w)
おわり。
追伸:この回だけは、証拠となるリンクを貼っていません、めんどくさいので。知りたいかたはどうぞご自由に(英語でも日本語でも)検索なさってくださいね。
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