トランスジェンダーをめぐって、オデ自身が考えること(4)
つづき。
なんかホントに身体の性別変更がこのコラムによって逆に進んだな、と反省してます。
身体変化といえば、まずは男性ホルモン投与です。
「GIDの診断書がないとホルモン投与を保証してくれない!」と真面目に考えているかた。
心配はありませんよ。
その代わり、泌尿器科に片っ端から電話して、医者にOKをもらわないといけません。
負けてはなりません!(何に?w
男性ホルモン投与が、一番判断と選択が難しいとオデは思います。
まず、身体がホルモンと合わない場合、ホルモン剤の種類を変えなくてはなりません。
個人的な体質として、
「月経の停止」
「皮脂が多くなり、ニキビが出る」
「精神不安定になる」
「内性器萎縮」などがありますが、
副作用および合併症として、
●多血症、血栓塞栓症(血球産生亢進)
●深部静脈血栓症、心不全、心筋梗塞、脳梗塞、
●肝機能障害(胆汁うっ滞性)
●体重増加・浮腫・高血圧(水分・Na貯留)
があります。脳梗塞はすでにやったんですが、深部静脈血栓症、心不全、心筋梗塞、肝機能障害もコワいです。
原因としては、蛋白質同化作用、糖質代謝作用、鉱質代謝作用などがあり、脂質代謝異常には、HDLコレステロール低下、トリグリセリドの上昇があります。
これだけの恐怖に打ち克ってホルモン投与をするには、(たぶんオデだけなんでしょうけど)それなりの覚悟が要ります。
なんにしても主治医に密接に相談し、定期的に血液検査をしてくださいね。
噂によると、ホル注したFtMが癌を進行し、30代の若さで亡くなってしまいました。
つづく。