サラ・ウォーターズ『半身』読書会のお知らせ

唐突ですが、読書会をお知らせします。


課題図書サラ・ウォーターズ『半身』(創元社文庫、中村有希訳)


日時:11月29日(土)13:00〜17:00まで


会場:東京ウィメンズプラザ(1F 広場・交流コーナー)



参加条件:年齢/性別/貧富/学歴/宗教/言語などなど、だれでも歓迎します!


内容:未定(最初なので、オデがレジュメを切るかも)


必須:おやつ充実します!! 自分が食べたいモノ(自分が食べられるモノはシェアしましょ!)を持参すること! 飲み物も持参して!


参加費/予約不要


気に食わない人がいたら、お互い大人のスルーをしませうね。日本語なら会話(少なくともオデは)OKですが、原文を持ち合わせることは大歓迎です! サラ・ウォーターズの絶賛/批判の嵐も大歓迎です!! まったく文字(本)が読めない人も大歓迎です!! 喫煙者は、喫煙スペースが外にあります! 寒くないようにコート着てね! アルコールその他のドラッグの使用は、他の人に絶対見つからないようにね!



【注意】当日土砂降りになったら、オデは行かないかもしれません。。でもそれ以外だったらオデは必ず行くからね!



サラ・ウォーターズとは?Wikipediaより引用)
サラ・ウォーターズ(Sarah Waters, 1966年- )は、ウェールズのペンブロークシャー生まれの小説家。
レズビアンのミステリー作家で、作品にも同性愛の描写が多く見られる。


『半身』は、ミステリーどころか、オールドレズビアンにとっては「フランス書院」並みに興奮する小説よ! まるでエロよ! これを読まないチャンスはないわ! みんな来なさいよね!!


 人でも本でも、その本質が謎に包まれているほど、魅力的だと思う。
 これはどんな本だろうーー読み進む間、それがずっと不思議だった。
 歴史小説だろうか。ラブストーリーだろうか。ゴシックホラーだろうか。ミステリだろうか。
 そして最後の最後に、ああ、とわかる。ジャンルは<謎>なのだと。



 物語の舞台は、かつてロンドンに実在したテムズ河畔にそばだつ巨大な石の獄――ミルバンク監獄である。五角形の獄舎を六つ連結したこの迷宮は、汚染された河の水と湿気で常に冷え冷えとし、伝染病で死者が続出する。まさに地獄だったという。
 時は1879年。本書の主人公マーガレットは、このミルバンク監獄の女囚の慰問に通い始める。監獄の中で彼女はさまざまな女囚と会う。売春婦のおかみ、贋金作り、赤子殺し、等々。
 その中に、気品のある不思議な美しい娘がいた。娘の名はシライナ。正体はーー霊媒
 こんなところに霊媒が? こんなにも気品ある娘が、なぜこの獄に?
 マーガレットの疑問と好奇心が、美しくも恐ろしい謎の封印を解いていく……
(「訳者あとがき」引用)


キーワードは「女囚」!「五角形の獄舎を六つ連結した迷宮(パノプティコンフーコー!)」! あとがきには「ヴィクトリア時代」が出てくるわ! 極上のポルノ!!!